アクアリウム講座 第24回 魚を上手に飼うための予備知識&コツ
こんにちは!
7/21~8/2まで
名古屋アートアクアリウムのお手伝いに
出かけており、なかなか更新できなくて
すみません m(_ _)m
滞在中、台風で営業時間の打ち切りなど
色々ありましたが、無事に帰ってきました。
それにしても名古屋、暑かった~!(汗)
お近くの方は是非!
名古屋、松坂屋美術館です!
さて今日のテーマは
魚を上手に飼うための予備知識&コツです。
といってもこれまで書いてきた
第1回から第23回までをまとめになります。
①魚は水槽中に体内でできた毒、アンモニアを
常に排泄している!
②排泄されたアンモニア、毒は
水槽中に溶け込んでしまい、
見た目にはわからないが、
毒性が高く、蓄積すると
魚にとって危険で、何等かの方法で
減らしてやらないと魚が上手く飼えない。
上手く飼えない方の原因の多くはこれ!
③水槽で魚を飼うにはアンモニアを分解する
硝化菌が有効、水道水を中和しただけの水、
ろ過器を設置しただけでは上手く飼えない!
人間が求める水のきれいさと
魚が求める水のきれいさとは違う!!
この勘違いも失敗の素
④1日あたりの魚が排泄するアンモニア量と
硝化菌の分解量を釣り合わせること!
言い換えると、テスターでアンモニアや
亜硝酸が検出されない、立ちあがった水に
することがポイント!!
⑤白濁りは発生してからだと改善するのは困難
⑥白濁りを予防するには有機物分解菌が必要
⑦目に見える汚れを分解する有機物分解菌
目に見えない汚れを分解する硝化菌
この2種類のバクテリアの働きで
水槽で魚が上手く飼えるようになる。
⑧小型水槽は手軽に簡単に飼える、買えるが、
飼うにはちょっとしたコツが必要!
立ち上げにスピードが求められる!
⑨小型水槽のフィルターの交換は注意!
全交換するとバクテリアが激減し、
バランスが崩れ、再立ち上げが必要と
なってしまう!
水槽から如何にバクテリアを
逃がさないのがポイント!
⑩バクテリアのバランスが崩しやすい時は
立ち上げ途中
立ち上げている最中に水換えをした時
大幅に水換えをした時
立ち上げ始めてから1ヶ月の間、
魚の数、エサの量を増やした時、
ろ材を洗浄した時、交換した時、
病気の薬で治療をしたあと
上記の時はバランスを崩しやすいので
テスターなどを使って
水質チェックするようにお願いします。
ざっと纏めるとこんな感じでしょうか。
詳しくは以前に書いた記事をご覧ください。
我々が家を建てる時、最新のシステムを
取り揃えた豪華な上物にしても礎となる
土台が軟弱であったり、欠陥があると家は倒壊し、
住むことすらできなくなってしまいます。
アクアリウムも同じで礎となる水作りが
できていないとどんなに高性能な器具を
取り揃えても、最終的に魚を飼うことが
できなくなってしまいます。
魚を飼う際には、まず土台作りである、
水づくりから始めましょう!
今日はここまで (^^)/