アクアリウム講座 第20回 小型水槽の難しさ⑥ フィルター編②
2018.07.11
AQUARIUM
こんにちは!
小型水槽の難しさ⑥
フィルター編②です。
小型水槽のセットに付属されることの多い
投げ込み式フィルターは
手軽なフィルターなのですが、
前回書いたように、物理ろ過と
生物ろ過を兼用しているといった
欠点があります。
どのような欠点があるかというと…
硝化菌を入れて飼い始めたとしましょう。
飼い始めてしばらくは良いのですが、
時間が経つにつれて、
ろ材は下記のようになっていきます。
ろ材表面にいた硝化菌の上に
魚のフンや食べ残したエサが積もっていき、
これらをエサとする有機物分解菌が
殖え始め、酸素を使いだします。
そうすると硝化菌が酸素を
取り込みにくくなり、
徐々に働けないような状態になっていきます。
一度立ち上がったにも関わらず、
上記のような感じで汚れだすと
魚を買い足したわけでもないのに
再度アンモニアが検出されるように
なってしまうことがあります。
そうならないようにメンテナンスが
必要なのですが、ここでも問題があります。
次回はこのあたりを書いていきます!
今日はここまで (^^)/